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東南アジアで奮闘する30代駐在員のブログ

東南アジアで働く駐在員が絶対やってはいけないこととは?【マネジメント編】

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◆この記事はこんな人におすすめ
・これから東南アジア駐在を控えている方
・駐在に興味を持っている方
・海外マネジメントに興味のある方

 

東南アジアで働き始めると、商習慣の違いに戸惑うことが多々あります。

 

・集合時間に人が集まらない
・会議開始が遅れる
・アポイントをすっぽかされる
・言われたこと以外は何もしない


免疫の無い方は高い確率で疲弊すると思います。

 

僕も駐在当初は疲れ切ってました。。。

 

そんなイライラが募り、絶対にやってはいけない行動の一つが、

 

「部下の叱り方を誤ること」です。

 

ではなぜ叱り方を誤るといけないのか、もう少し深堀していきたいと思います。

 

・日本の叱り方はNG


古くから日本では「一罰百戒」という考え方があります。

 

何かミスを犯した人物に対して、あえて衆目の前で厳しく罰することで、それを見ている周囲の人物に対しても同じミスを犯さないように教育する方法です。

 

非常に古臭いマネジメント手法ですが、日本の職場や学生の部活動などでは、まだまだ伝統として残っていると感じます。

 

この方法、確かに日本では一定の効果があるかもしれません。

 

ですが、東南アジアでやってしまうと確実に部下の心が離れていく原因となるので要注意です。

 

・東南アジアの人は「面子」が大切


ではなぜ人前で叱ることがNGなのか。


答えは、

 

東南アジアの方々は日本人と比較にならないほど「面子」を大切に生きているからです。


人前で叱られることはとても屈辱的な行為に当たるため、たとえ現地の責任者である日本人駐在員とて、「叱り方」には細心の注意が必要となります。

 

実体験として、叱り方を誤って現地スタッフから愛想を尽かされた寂しいケースも見てきました。

 

・どのように叱るべきなのか?

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相手を最大限に尊重し、できる限り個室で一対一の環境で考えを伝えるべきです。


僕自身、時間を守らない部下にイラっとすることや、思うようなアウトプットが得れずにイラっとすることがあります。

 

ここでオフィス中に響き渡る声で叱ってしまうとNGです。

 

気持ちをぐっとこらえ、会議室に移動してホワイドボードなどを使いながら意思疎通を図るようにしています。

 

そしていけないことはその場で指導するよう心掛けています。

 

必ず想いは伝わります。

 

・部下との距離を縮めるには?

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ここまで読むと、東南アジアで部下を持つのって大変そう・・と思われるかもしれませんが、もちろんネガティブなことばかりでもありません。

 

楽しく関係を築く事で、働きやすい環境は整っていきます!

 

僕自身が部下と距離を縮めるためにおこなってきたポイントをご紹介します。

 

・食堂で食事をする


駐在員の中には常に外食や日本食を好む方もいますが、ここは「郷に入っては郷に従え」に習うべきと思います。

 

現地の社員と同じ食事をとることで、「こいつは同じ目線で話してくれそうだな!」と、他の駐在員と差を付けることができると思います。

 

 

 

・部下と食事会を実施する(ランチがおすすめ)


マクドナルドやケンタッキーなど、決して高価なものでなくていいです。
リラックスして食事をすると、相手のことも理解できるし自分のことも知って貰えます。


コミュニケーションのきっかけには食事が一番では無いかと思います。


僕が最も印象的だったのは、部下とザリガニを手で食べたことです。笑


ぐっと距離が縮まった気がしました。

 

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・まとめ

 

大多数の海外駐在員は現地でボスになると思います。

 

叱り方に始まり、普段の部下とのコミュニケーションの取り方含め、自分の行動は「見られている」と考えることが大切です。

 

上手くマネジメントしながら部下との距離が縮めることは、仕事のし易さに直結します。

 

この記事を少しでも参考にして頂けると嬉しいです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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